2014年12月の台峯
   
マルバウツギ
 ウツギの仲間では唯一紅葉する木と言われています。パステル調の色合いがなんとも言えません。11月30日魯老人の畑横で 望月(眞)さん撮影
 
 コナラ
 台峯にはコナラが多く生息します。コナラの名はもう一つの日本の主要なナラであるミズナラの別名であるオオナラと比較して付けられました。
 12月3日老人の畑の見晴らしで 望月(眞)さん撮影
   
 やまもみじ
 カエデ科の落葉高木(イロハモミジの変種)
 写真のモミジは高さ10メートルを超える大木です。
 12月3日清水ヶ淵下流で 望月(眞)さん撮影
 のぶどう
 山野に自生する多年草。熟した果実はまずくて食べられません。よく見ないと見過ごしてしまいます。
 12月5日オギハラで 望月(眞)さん撮影
2014年11月の台峯 
   
 カヤネズミの巣 
日本で一番小さいネズミで色は薄茶色巣の材料が青々としており最近営巣されたものか?
ススキやオギ等イネ科の葉を利用して地表から1m位の所に直径10センチ程の巣を作り出産、育児休憩をします。
10月18日 オギ原、山崎小寄りの水路脇で 望月(眞)さん撮影
 ハゼ
ウルシ科の落葉高木
内果皮から蝋が取れ和蝋燭の原料とされます。
ウルシほどではありませんが人によっては通るだけで被れる人もいるとか
11月4日谷戸の池北側の湿地帯で(台峯では毎年一番早く色ずく)望月(眞)さん撮影
   
 「谷戸の池」下流の水路
10月8日に浜松付近に上陸した台風により護岸が崩れてしまった。市内でも数か所道路の水没がありました。
10月9日台風上陸の翌日 望月(眞)さん撮影
 「谷戸の池」下流の水路
「山道整備」の日水路にそった散策路を補修し安全に歩けるようにしました。写真右側が崩れた部分です
11月4日谷戸の池下流の水路で 望月(眞)さん撮影
 2014年10月の台峯
   
 ホトトギス
 名前の由来は花被片にある斑点がホトトギス(鳥)の胸にある模様に似ていることから付けられたようです。
 日当たりの弱い所に自生します10月9日ハンゲショウ自生地湿原で 望月(眞)さん撮影
  同じホトトギスですが少し感じが違います。
 基金ではホトトギスの種を取り、翌年苗として元に戻し株数を増やす活動もしています。
 10月8日「谷戸の池」東側で 望月(眞)さん撮影
   
  ナンテンハギ
 草丈30センチ〜60センチの多年草
 花が萩のようで葉のかたちが南天に似ていることから着いた名前です。
 判りやすいですね。
 萩の仲間ではなくソラマメ科です。日本各地で見られます。
 9月22日(通称)老人の畑、北東斜面で 望月(眞)さん撮影
 シロバナサクラタデ
 花期は8月末から10月で湿地に生える。
 花の特徴は「茎先に長い花穂をのばして白い小さな花を付ける。
 「清水ヶ淵」南側9月22日 望月(眞)さん撮影
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 ナンバンギセル
 イネ科の単子植物の根に寄生する。花期は8月〜10月
 万葉集では「オモイグサ」と呼ばれ、全国に自生していた。
 安土桃山時代に渡来したキセルに花容が似ていることからこの名が付いた。
 台峯ではここ数年見られなく心配していましたが、アズマネザサの繁った隙間から何とか顔を見せてくれました。「清水ヶ淵」東、急斜面で9月22日 望月(眞)さん撮影
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 2014年9月の台峯
   
 満月
 六国見山東側稜線から出てきた満月ですが撮影の後すぐ雲の中に消えました。
 前日の「中秋の名月」は天気に恵まれず撮れませんでした。
 9月9日老人の畑(仮称)より 望月(眞)さん撮影
 センニンソウ(仙人草)キンポウゲ科で日本産
 外国産は園芸種でクレマチスと呼ばれる
 果実に白い毛があるあるところから仙人の髭に見立てたところからこの名が付いた。
 9月9日老人の畑(仮称)付近で 望月(眞)さん撮影
   
 サワガニ(シミズガニ)
 日本国有種
 一生を淡水域で過ごす純淡水性のカニ
 水の清らかさをはかるバロメーター
 散策路を歩いているとすぐ目の前に登場
 しばらく睨めっこが続きました。
 9月13日「谷戸の池」上部の散策路で 望月(眞)さん撮影
 クズの花
 昨年も登場しましたが、丈夫で繁殖力が強く刈っても刈っても根こそぎとらないと又翌年はびこる厄介者
 クズの塊根に含まれるデンプンを取り「くず粉」をお湯で溶かすとクズ湯となり根を乾燥させたものを葛根と呼び生薬となる。
 9月13日北鎌グランド近くで 望月(眞)さん撮影
 2014年8月の台峯
   
 「谷戸の池」のハスです。昨年から池を被いつくすように咲き今年も元気です。3年前まではハス自生しておらず「谷戸の池」にとっては外来です。8月17日谷戸の池で 望月(眞)さん撮影  同左
   
 何の花でしょうか答えはカラスウリです
 カラスウリの花は日没後開花するようです。早朝開花のうわさを聞きつけ5時過ぎに出かけましたがしぼんだ後でした。来年乞うご期待。8月17日望月(眞)さん撮影
 同左
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 夏草でびっしり覆われた散策路を明日台峯を歩かれる方の為、「山道整備」作業直後撮影しました。8月16日望月(眞)さん撮影  -
 2014年7月の台峯
   
 ヤマユリ
 本州近畿以北の山にみられます。神奈川県では「県の花」として全国に先駆けて指名しました。その為「ヤマユリ」は神奈川県特産と誤解されている方も多いようです。
 最近では山に入ってもなかなかお目にかかれません。
  7月1日望月(眞)さん撮影
 ハンゲショウ
 今年は「あし」の勢力が強く、縄張り争いに押され気味です。 谷戸の池南側湿地帯で  7月15日望月(眞)さん撮影
   
 ヤブミョウガ
 日陰で群生する。直立した茎の先端が花序となり多数の白い花を咲かせる
 谷戸の池南部湿地帯 7月15日望月(眞)さん撮影
 日本ミツバチ
 数年ぶりに同じ木のホコラに巣作りを始めたみたいです。敵が近づくと数十匹のハチが体を震わせて威嚇する様は愛嬌があります。
 散策路脇のコナラの根本で 7月14日望月(眞)さん撮影
 2014年6月の台峯
   
 カルガモの夫婦
 となりにもう1匹居るのですがうまく撮れませんでした。
 カルガモは1年を通して同じ場所に住み続けるみたいです。
 6月18日雨の谷戸の池で望月(眞)さん撮影
 ヒダリマキマイマイ
 渦巻が左巻きからついたようで、市街地で見るカタツムリに比べ一回り大きく渋茶色です。
 雨に濡れながらつのをだしてハンの木をよじ登ってました。
 6月18日谷戸の池北東部で望月(眞)さん撮影
   
 ホタルブクロ
 別名チョウチンバナ
 花の中にホタルを入れると透けるとか提灯の古名が火垂と言い、その提灯に似ているからとか言われています。
 6月15日老人の畑手前の土手で望月(眞)さん撮影
 ヤマクワ
 明治から大正時代にかけて国策として養蚕が広がった。
 蚕の餌は桑の葉っぱですから桑がどこでも見られるようになった。
 子供のころ梅雨に濡れたクワの実を口を黒くして食べたものです。
 6月15日オギ原で望月(眞)さん撮影
 2014年5月の台峯
5月17日はそれこそ「薫風薫る」素晴らしい日でした。写真を見て、鶯がさえずり、新緑に囲まれた湿地を歩く気分になって下さい。
台峯では5月19日ホトトギスの「初鳴き」に遭遇しました。
今月は日本の野山ならどこでもみることのできる花に焦点をあてて紹介します。

   
 「ノイバラ」日本各地で見られます。「ノイバラ」の古名はウマラ(ウバラ)で万葉集に由来するとのことです。
5月19日望月(眞)さん撮影
 谷戸の池付近の湿地。5月17日望月(眞)さん撮影
   
 ハルジオンの花です。原産地は北アメリカの帰化植物です。
繁殖力が強く昨年秋、雑草を刈り取ったあとに一番にめばえてました。日本の一部地域では「貧乏草」呼ばれたりしています。谷戸に降りる散策路わき。
5月4日望月(眞)さん撮影
 ハルジオンの花です。一緒に写っているチョウは「ベニシジミ」です。谷戸に降りる散策路わき。
5月4日望月(眞)さん撮影
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 ヤマツツジ。日本の野生つつじの代表格です。谷戸の池東側の田んぼ跡地付近で撮影。望月(眞)さん撮影
 2014年4月の台峯
台峯の桜はヤマザクラと、大島サクラです。
ヤマザクラは本州の関東以西、四国、九州、朝鮮半島の山地に生えています。
大島桜は伊豆半島、房総半島、三浦半島を中心にみられます。
したがってヤマザクラと大島サクラの両方が自生しているエリアは限られた地域と言えそうです。

   
 台峯で一番早く開花する大島サクラです。梶原配水池入口付近。3月18日望月(眞)さん撮影  左の桜を3月25日に撮影したものです。望月(眞)さん撮影
   
 老人の畑(仮称)から見た六国見山の桜です。4月4日望月(眞)さん撮影  老人の畑後ろの大木 4月4日望月(眞)さん撮影
   
 サクラにひよどりが蜜を吸いに来て骨休めでしょうか。谷戸への散策路途中で撮影。 4月1日望月(眞)さん撮影  花と葉っぱが同時に芽吹くのが山桜の特徴です。グランド横の散策路。4月1日望月(眞)さん撮影
 2014年3月の台峯
   
 今年2回目の大雪で台峯の樹木、特に常緑樹である「スダジイ」が幹の部分から裂けるように折れた姿を7本ほど確認しました。(葉につもった積雪の重みに耐えらなかったようです)3月17日望月(眞)さん撮影  今年も「ウグイスカグラ」が元気に花を付けました。ウグイスが鳴くころ花を付けることからついた名前。花は長さ2センチくらいの曲がったロート形。3月17日北鎌倉女子学園グランドから下った山道で望月(眞)さん撮影
   
 アオキ:日本原産で全国で見られる。山地の樹下に育ち、繁殖力旺盛。園芸種は(ダルマの木)として親しまれている。
 冬の野山に真っ赤な実を付けひときわ目立つ3月8日望月(眞)さん撮影
 当日は今冬最低温度を記録した日。日が昇ると凍った地面から一斉に湯気のような水蒸気が突然発生した。水蒸気は2分ほどで消えてしまった。神秘的だったので思わずシャッターをきる。谷戸の池下部で午前8時ごろ撮影。3月8日望月(眞)さん撮影
 2014年2月の台峯
   
 北鎌倉女のグランド手前の散策路。強風を避け地上に降りたヤマバトが餌をついばむ。2月8日望月(眞)さん撮影  谷戸の池近所の湿地(谷戸に降りると積雪はさらに増した感じ)2月8日望月(眞)さん撮影
   
 北鎌倉女グランドもひっそり、遠くに丹沢山塊を望む2月9日望月(眞)さん撮影  老人の畑見晴らし台からの雪景色2月9日望月(眞)さん撮影
   
 前夜の積雪で雪に覆われた丹沢山塊を北鎌女グランドから撮ったものです。2月16日望月(眞)さん撮影  老人の畑手前から谷戸への入り口付近です。波打つような雪面に朝日が微妙なコントラストを出しています。2月16日望月(眞)さん撮影
 2014年1月の台峯
   
 初日に映える富士山 北鎌倉グランド脇より 1月1日 望月(眞)さん撮影 初日から2時間後の富士山で 1月1日 望月(眞)さん撮影 
   
落ち葉で敷き詰められた湿地 「谷戸の池」上流の湿地で 1月18日 望月(眞)さん撮影  ハンノキ林から望む冬空 「谷戸の池」下流で 1月19日望月(眞)さん撮影