2017年12月の台峯 

@ミゾソバの紅葉

ミゾソバは10月に載せました。
花が終わり2カ月もたつと草全体が紅葉したかのようにピンク色に変色します。まるで草紅葉のようです。11月25日谷戸の池下流の湿地帯で撮影(望月)

A円覚寺を囲む紅葉

円覚寺の境内は真っ赤なもみじが数多くあり観光客を楽しませます。
その頃、円覚寺を囲む裏山も一斉に紅葉します。よく見ると境内の楓が赤く紅葉しているのが判ります。11月29日老人の畑で撮影

B台峯の谷戸紅葉(1)

散策路を降りて湿地帯に降り、振り返ってみると静寂な中で台峯のクヌギ、コナラ達が一斉に紅葉してます。今年は台風21号の影響で尾根筋の木々は葉が強風と塩害で紅葉出来ずに散ってしまいました。
11月29日谷戸の下流で

C台峯の谷戸紅葉(2)
11月29日谷戸の下流で撮影
 

Dゴンズイの実

昨年誤ってマユミと紹介したものです。
マユミに比べると野生的な感じがします。
11月25日老人の畑で撮影
Eマユミの実
11月になるとピンク色サイコロのような実で熟すと赤黒い実が飛び出します。11月25日老人の畑で撮影
2017年11月の台峯 

@初冠雪の富士山

ニュースで富士山に初冠雪との情報を得て翌朝カメラに収めたものですが、出来栄えよりもニュース性を重視した1枚です。
10月26日北鎌倉女子学園グランドで
  望月眞樹撮影

A子供

見晴らしの良い場所でなんか見つけたみたいです。
保育園のお友達と一緒に来ていたようです。
10月26日老人の畑跡地で望月撮影

Bイイギリの実

飯桐は昔ご飯をこの葉で包んだことからなずけられた。
高さ10〜15メートル,径は60センチ、幹は直立
キリの代用としてげた箱や箱に使われる。
赤い実をつけないと見過ごしてしまう。
11月3日 
北鎌倉女子学園に下る途中の草木の生い茂った所

Cミョウガノ花
食用のミョウガは、おなじみですが花はあまり見掛けるチャンスがありません。熱帯アジアが原産。
清楚で可憐な花をつけますがほぼ1日でしぼんでしまいます。
11月3日   畑跡地で撮影
 

Dハゼノキ

ウルシ科の落葉広葉樹
台峯の紅葉は今年も今月下旬からとなりそうですが、このハゼは台峯に紅葉の季節が間もなく到来することを知らせているようです。11月3日谷戸の池下流の湿地帯で撮影

Eサンキライ

(サルトリイバラ)ゆり科のつる性落葉低木
江戸時代に中国より生薬として輸入されたもの。
昨年1月に紹介したサネカズラと似ていますがサンキライは弦が太く刺もあり野性味たっぷりです。
11月5日山崎小入口から入った散策路で撮影
2017年10月の台峯 

@ミズヒキ

タデ科イヌタデ科
林の中や林の淵でよく見かける多年草です。
白い花は銀ミズヒキといいます。
写真の花は普通のミズヒキの花の2倍ぐらいの大きさでしかも繁茂しています。思わずシャッターを切りました。
9月30日山崎小からの散策路途中で撮影:望月 

Aイヌショウマ

2015年9月に取り上げました。
この付近は工事用車両などの影響か、同じ場所に1株だけ、かろうじて咲いていました。
来年も咲いてくれるか心配です。ユージコウつきあたり付近の散策路10月5日撮影

Bカラスウリの実熟す

8月にカラスウリの花を紹介しました。
それから2カ月程ですが、真っ赤に実をつけ、生き物の餌として準備万端です。
10月7日谷戸の池散策路付近で撮影

Cツリフネソウ

谷戸の池、下流の湿地で元気な花を咲かせてくれました。
10月7日撮影

Dミゾソバ

谷戸の池下流の湿地帯に群落となって咲き競っている姿は圧巻です。
10月7日撮影

Eムカゴ(零余子)

写真を見ただけでは分かりにくいかもしれません。山芋や自然薯の葉の付け根に出来、食べると美味で、レシピも出ているようです。
10月7日オギハラで撮影
2017年9月の台峯 

 
@カヤネズミの巣
 例年オギハラで見つけるのですが今年は老人の畑先のススキ原で見つけました。
すでに巣立った後でした。でも台峯の数か所で発見できて安心しました。
  8月19日  老人の畑で望月撮影

A山の手入れ参加者写真

山の手入れは毎月第3土曜日に基金が一般市民に呼び掛けて作業している活動で、すでに15年を超えています。
今回は数ヶ月前から参加しているマウンテンバイクのグループの方々との作業後の写真です。グループの目的の一つに「自然環境の保護」があり協力の申し出があり実現しているものです。今回は南アの方も参加されていました。
皆さんもぜひ参加ください。8月19日畑跡地で撮影

Bセンニンソウ

 キンポウゲ科で日本産
 仙人の髭つきに見立てたところからこの名がついた。
 9月3日老人の畑で撮影 

Cカルガモ

春になると都市を中心に「カルガモの引っ越し」がニュースになります。
日本に数多く飛来するカモの中でカルガモは留鳥で1年中日本で暮らします。
開堀が終わった谷戸の池に餌を見つけたのでしょうか?
9月5日「谷戸の池」で撮影

Dボントクダテ

 湿地に生きる1年草
 ヤナギタデに似ているが辛みがないので薬味として使えずこの名がある。
 近くで見ると何とも言えない雰囲気がする。
 9月15日清水ヶ淵付近の散策路で撮影

Eヌスビトハギ

子供の頃、野山で遊んで家に戻ると「、外で服についたヌスビトハギを落としてきなさい」
とよく言われました。服についたヌスビトハギの種はなかなか剥がれず苦労させられました。
果実が盗人の足跡に似ている(牧野博士)から名前がついたとか言われていますが、他方ヌスビトが気づかぬうちにその種子が人にとりつく性質を名前にしたともいわれています。
いずれにせよその花は名前とは似ても似つかず可憐な花です。
9月9日北鎌倉女子グランド下の野原で撮影
 2017年8月の台峯

@ヒキガエル(ガマガエル)

 現在工事中の「谷戸の池」の岸辺に早朝へばりついているヒキガエルを発見しました。
 水辺からは離れており池から命からがら逃げ出したものか他からの侵入者かはわかりません。
 7月15日谷戸の池の土手で望月(眞)さん撮影

A山の手入れ

7月、8月の山の手入れは伸び放題のクズのツル、アズマネザサの刈り込みなどに追われますが
炎天下での作業は、熱中症も心配で作業時間は1時間に短縮しています。
マウンテンバイクグループの若者との共同作業は楽しいです。
7月15日旧耕作地での作業 望月(眞)さん撮影

Bコウガイヒル

散策路に長さ50センチを超える黄色い紐のようなヒル。幅は1センチ程度ですから想像してみてください。
「コウガイ」は昔の女性の髪飾りの名に由来しているようです。
筋肉が未発達なのでユルユルと這うだけです。
「伸びきったパンツのゴム」といったところでしょうか。
画面右下に顔が見えます。
8月6日早朝の散策路で望月(眞)さん撮影

C〜E

カラスウリの花です。望月(眞)さん撮影
C開花1時間前の花です。

D開花15分ぐらい前です

E全開のカラスウリの花です。

撮影開始から終了まで約1時間周りはヒグラシの大合唱。やぶ蚊の猛襲で撮影が終了した頃はあたりは暗くなり、顔と言わず腕と言わず刺されまくりました。8月8日散策路途中で
2017年7月の台峯 

@山ユリの花

小学校の時、学校で「神奈川県の花は山ユリ」と聞いてから、大人になるまで神奈川県が原産地と思っていました。実際は近畿地方以北(除く北陸地方)に広く分布しています。台峯でも6月上旬から7月上旬までアチコチで見かけます。
6月20日北鎌倉女子学園グランド下の尾根道脇で。望月撮影

Aコクランの花

今年は気づくのが遅れほとんど咲き終わったコクランの写真になりました。森林の中でひっそり地味な花を咲かせますが、元気でした。
7月8日散策路脇の杉林の中で撮影

B浚渫終了後の「谷戸の池」

手前の土手と、2本の角のようなものは、いずれも農業用ため池として使っていた時のなごりです。この他、池から外部への用水路なども見られた。池の水と残土はすべて排出し写真の池の水はその後たまったもの。6月20日撮影

C残土の堆積場所

谷戸の池から浚渫された汚泥は池横と少し下流の空き地に周りを布製のブロックの塊で囲った中で放置し自然沈殿に任せる。
6月20日撮影

D、E新設なった階段

谷戸の池に下る散策路の危険個所に新設。6月20日新設。
第一期工事は6月下旬までに終了したが、秋には谷戸の池の堤防工事に入る予定

E同左

Fマヤラン

突然茎が地上に現れ、開花します。普通葉がありません。腐生ランです。シンビジュームの仲間です。 
 
Gオオバノトンボソウ

ラン科ツレサギソウ属。茎の上の方が黒くなって腐っていて、開花したのは一番下の花1つでした。この植物は昨年も茎の上の方が腐っていました。図鑑によるとマツ林の下などに多いとなっています。
2017年6月の台峯 

@ハコネウツギ

5月下旬から6月の「梅雨の入り」ごろ台峯のあちこちにウツキの花が一斉に花を咲かせます。
ハコネウツギは「箱根」という名をいただいていますが箱根ではあまりみられないそうです。 
5月14日老人の畑の南側で撮影:望月

Aキツネアザミ

キク科の2年草です。
高さ80センチ程でアザミに似ていますが刺がありません。
アザミとは別物で気品のある花をつけますが、そそっかしい人がキツネにだまされたと思いキツネアザミとしたようです。迷惑な話です。
5月14日梶原口から入って桜の並木の根本で群生していた撮影:望月

Bコバノタツナミソウ

タツナミソウに比べ草丈が小さいことから付いた名前。
花穂の様子が泡立つ波に似ている。
5月7日老人の畑南側斜面で撮影

C谷戸の池周辺工事

谷戸の池の汚泥はほぼ池の外に排出させたが、併わせて周辺散策路の危険個所を改修している(写真上部の白は作業員のズボンです)。
谷戸の池に下るの急な下り勾配のある個所。
従来は当基金が手作業で階段を設けていた。
6月9日撮影

Dオニシバリの実
樹皮が強く鬼でも縛ることができそうな所から命名。花はうす緑と黄色の中間食で早春に咲く。
6月9日 日当たり公園に通じる散策路で撮影
 

Eウグイスカグラの実

3月にウグイスカグラの花を紹介しました。
花も可愛いですが実も控えめで上品ですね。
ただし撮影場所はDオニシバリの実を撮影したすぐそばです。
6月9日
2017年5月の台峯  

@アケビの花

山の手入れをしていてふと腰を上げると目の前にアケビの花。秋のアケビの実はおなじみですが。
ツル性の落葉低木で「通草」という別名は弦の中が空洞になっていることによるようです。
4月16日台峯手前の小道を分け入ったところで撮影

A「谷戸の池」
ベルトコンベアで汚泥を池の外に排出しているところ。
工事のため5月末まで通行禁止です。4月23日谷戸の池で撮影
 

B谷戸の池上部の新緑

湿地に新緑の緑が鮮やかです。
4月23日谷戸の池南側で撮影

Cヤマフジの花

台峯ではこの時期「ヤマフジ」の花がどこでも見られます。
樹木に巻きつき枯らせてしまわないか心配です。
5月3日山崎小に至る尾根道から撮影

Dキンラン

Eギンラン
 2017年4月の台峯 

@谷戸の池 

5月末まで工事中で立ち入りが禁止されていますが、(市の担当職員と同行)水を抜き取った「谷戸の池」です。ほとんど汚泥で埋まり、期待された生物も見つかっていません。3月29日撮影 

A土筆です

先月もほんのわずかだけ登場してもらいましたが、土筆に失礼かと思い再登場願いました。十年以上前、畑や田んぼの土手に自生していた土筆が今も息づいいるわけで、台峯が「里山」の証になってます。
4月2日老人の畑周辺で撮影 

Bタチツボスミレ

今年はタチツボスミレが例年になく台峯のあちこちで見られます。
ササを刈りこんだ後は申し合せたように可愛い花で答えてくれます。4月6日散策路脇で撮影

Cヤマザクラ

今年の台峯の桜は、例年に比べ開花は早かったのですが、その後天候に恵まれず、もたもたしていたみたいです。
今月に入り一気に満開になりました。鎌倉の里山にはやはりヤマザクラと大島桜が似合います。湿地帯下りた所4月6日撮影 

D台峯の桜

説明は不要ですね。4月10日尾根筋より撮影 

E桜の懐に包まれた円覚寺

台峯から見る六国見山の懐に包まれるように円覚寺です。
六国見山は全山が桜におおわれています。
4月10日夕方撮影 

Fムサシアブミ

図鑑によると海岸付近の山に生えているとの解説があります。
5月2日撮影 
 
Gネコノメソウ
台峯でも湿ったところに生えていました。

5月2日撮影

Hホウチャクソウ

5月2日撮影 

Iウラシマソウ5月2日撮影
 
2017年3月の台峯  

@大島桜開花宣言
今年も、3月12日大島桜が開花しました。
台峯での開花宣言です。
梶原給水池横の土手で撮影3月12日
 

A @と同様

Bウグイスカグラ

淡いピンク色で先端が5つに開いたラッパ状の小さい花を咲かせます。
まだ山野に花が咲かぬ中、ケナゲに大きな樹木の根元などに咲く姿は春の訪れを予感させます。
北鎌倉女子学園グランドの尾根道で3月9日撮影

C Bと同様

Dオオイヌノフグリ(大犬の陰嚢)
小学校の帰り道道端のいたるところで見かけた野草でおなじみのものです。
日本古来の「イヌノフグリ」という草があったのが明治になり外来種が渡来し花のサイズが大きいことから「オオ」が付いたようです。
実がイヌのタマタマの袋に似ていることから命名されたようですがあまりにも失礼ではないでしょうか?写真には「土筆」も芽を出しているのですが気づいてくれましたか?
山崎小学校尾根筋の日当たりのよい広場で撮影3月12日
 

E山の手入れ

今月より「谷戸の池」浚渫工事が始まり周辺は立ち入り禁止区域となっています。
「山の手入れ」作業は立ち入り禁止区域から離れたところで毎月第3土曜日に行っています。
2月18日撮影

Fタチツボスミレ

唇弁にムラサキのすじがある。3月25日撮影

Gウシハコベの群落
老人の畑の近くに、ウシハコベの群落があった。群落の全部を撮ろうとすると一つ一つの花がよく分からなくなるので、群落の一部を写した。ハコベに似ているが、全体が大型で、茎が紫色を帯びるので区別出来る、と図鑑に書いてある。3月25日撮
 
 
Hヒメウズの花の拡大
花のように見える白色でやや紅紫色のものは、萼片で長さ5〜6mmと小さい。中に薄緑色の花弁があり、長さ2.5mm程である。
こんなに小さい花ですが、花のように見えるものは萼片であるというキンポウゲ科の特徴はしっかり持っている。3月25日撮影
 

Iムラサキケマン

この花を写す時期は、いつも花の終わり頃になってしまいますが、今回は花の最盛期に撮ることが出来ました。ケシ科の植物
。3月25日撮影 
 2017年2月の台峯 
いよいよ「谷戸の池」の浚渫工事が始まりました。
「谷戸の池」に長年溜った土砂(一部ヘドロ化?)の除去作業ですから最低限の重機
を搬入し、作業が行われます。搬入には仮設路が必要となりそのための作業が始まりました。
「谷戸の池」を再生させるためには必要な工事です。工事期間中は安全確保のため、工事対象地域には
入らぬよう、お願いいたします。そんなわけで今月の台峯写真は谷戸の池中心にまとめてみました。

@ホシハジロ 

全長45センチ程のカモ科で冬に全国に渡来する。
谷戸の池では初めて見ることができました。(ようこそお出かけ下さった)
1月29日午後、谷戸の池で撮影





Aコサギ

ホシハジロと再会したくて数日通いましたがめぐり合えず。
その代わりに見つけたのがコサギです。
足指に黄色いタビをはいたように見えるシロサギの中では1番小さいサギです。
参考までにシロサギという名のサギはいませんのであしからず
2月4日谷戸の池で撮影

B工事直前の谷戸の池

現在の放置された「谷戸の池」の最後の姿となるでしょう。
2月12日谷戸の池で撮影

C工事開始前の市役所公園課および工事監督者との事前確認作
業。
市役所、工事作業者を入れての最終確認作業を行いました。
1月24日撮影

D通行禁止看板

山崎小からの入り口および谷戸の池上部の散策路に設置。
2月1日設置

E仮設道路の設置工事現場

山崎所入り口から写真のような仮設道路が「谷戸の池」まで設けられます。
但し、ヒュウム管より上部の谷戸の池までは作業終了後、原状回復いたします。
2月5日山崎小学校裏からの通路で撮影
2017年1月の台峯 

@台峯の初雪

1962年以来54年ぶりの積雪で、積ったのは明治8年統計開始以降初めてのようで貴重な風景となりそうです。
紅葉直前のクヌギの葉が雪の重みに垂れ下がっています。
11月24日老人の畑付近で撮影

Aオギ原に群生するオギの穂と紅葉した茎
穂はススキより毛が長く白く柔らかです。
湿地帯に群生するオギは郷愁を感じさせます。
12月17日オギ原で撮影

Bクヌギの雄姿

台峯の紅葉の主役ですが葉が落ちた後の樹形も冬空に凛として、たくましく見えます。1月7日散策路脇で撮影

C谷戸の池の汚泥捨て場予定地のササ刈り

いよいよ「谷戸の池」の汚泥の除去作業が始まります。汚泥捨て場予定地の作業です。(市が指定した業者が作業中)
1月10日谷戸の池くだった散策路脇で撮影

D汚泥撤去前の谷戸の池

谷戸の池はすでに大部分が周辺から流入した土で埋められ水深も深い所で1メートルぐらいになっています。汚泥の撤去前の「谷戸の池」の姿です。
1月10日撮影 

E新年の富士

2日程前箱根に新雪が降りクルマの渋滞事故のニュースを聞き新雪におおわれた富士の雄姿を撮りに来ました。当日は快晴でしたが?
1月12日午前9時ごろ、北鎌倉女子学園グランド脇の散策路で撮影。 
 写真提供 望月眞樹さん