2020年12月の台峯 

@ムサシアブミの果実
ムサシアブミの果実は今年の5月と11月に花と青い果実を紹介いたしました。
今月は真っ赤に熟した果実を紹介します。いずれも同じ株からのものです。枯れた雑木林の中で見る姿は、ビックリします。
11月16日畑跡地への散策路: 望月眞樹 撮影 


Aカヤネズミの巣
2017年9月にオギハラで撮影したものを紹介しましたが、今回はオギハラから工事用通路を挟んだアズマネザサが蔓延っている場所で見つけました。
毎年この地域で生息していることが判り、安心しました。次はカヤネズミ本体を撮れたらと思っています。
11月16日オギハラ付近で撮影望月 

Bゴンズイの実
9月から11月に熟しきると光沢のある黒い種子が顔を出します。
ミツギウツギ科の落葉樹
11月13日老人の畑跡地で撮影望月

C今年の「集い」
毎年11月23日行われている「会員との情報交換の催し」が今年もコロナ禍の中、25人程の会員が集まり実施されました。台峯の保全報告や台峯のスライドによる報告などが行なわれました。 

Dムラサキシキブの実
高さ3メートル程に成長し、秋に果実が熟すと紫色になる。
名前の由来は平安時代の女性作家「紫式部」だが、この名前が付けられたのは、もともと「ムラサキ シキミ」と呼ばれたことによるらしい。
「シキミ」とは重なる実「身がたくさんなる」との意味。
11月26日老人の畑跡地で撮影望月 

Eマユミの実
枝も折れてしまうかと思うほど、多くの実をつけています。
それもそのはず、枝が強く良くしなることから古来より弓の材料に使われ、名前の由来になったそうです。
11月30日オギハラ奥の散策路から引いたところで撮影望月

  

 
2020年11月の台峯  

@この写真は何?
季節外れの打ち上げ花火みたいですが答えは次の写真にでています。
山崎小入口から谷戸の池に至る散策路で撮影:望月眞樹10月24日

A答えはヤブミョウガの実でした
ヤブミョウガ(藪茗荷の写真)は2019年8月8日に掲載したものです。
5月から8月にかけて白い可憐な花を咲かせます。
初夏になると5ミリ程度の球状の青い実をつけ、時期に葉は落としてしまいます。

 Bヨメナ(嫁菜)
多年草で未舗装の道の脇など、どこでも見られます。
名前の由来は嫁のように可愛い花を咲かせるという説と「ネズミ菜」と言い美味しい若菜をノネズミが好んで食べることによるそうです。
谷戸の池に下る通路わきの日当たりのいい所で撮影。
10月21日:望月

Cホトトギス
基金でもホトトギスの種を採取し、自宅で発芽させ、翌年台峯に植える作業をしていますが、この写真は、それとは別物で、見事な花をつけています。
谷戸の池付近の散策路で撮影 10月24日撮影:望月 



 
Dムサシアブミの実
晩春に開花後、緑色の果実をつけます。
秋の終わりまで緑色ですがその後、赤く色づきます。
枯れた林の中でのグロテスク感はまた格別です。
朱色の果実の写真が届けられますかどうか?
畑跡地に通ずる散策路で撮影10月18日撮影:望月

Eハゼノ木の紅葉
ウルシ科の落葉広葉樹です。
写真のウルシの木はフジ蔓が絡みつき生存競争が熾烈です。
今年は、ここ一週間程の寒さで一気に紅葉したようです。
「谷戸の池」下の湿地で撮影10月31日撮影望月
2020年10月の台峯 

@「マツムシを聴く会」
毎年この時期に行っています。
梶原口に6時頃集合し、マツムシをはじめエンマコウロギ、アオマツムシ、ツズレサセコオロギ、クサヒバリ等の鳴き声の説明を受け、老人の畑の暗がりで、耳をそばだてて聞き入りました。
9月21日老人の畑で撮影:望月眞樹 
 
Aススキの穂
台峯ではススキの自生している場所が多くありますが、この時期になると、ススキの穂が風に吹かれて、日の光の中で輝きます。
9月28日基金物置小屋付近で撮影望月


 
Bナンバンギセル(南蛮煙管)
2014年に、北鎌倉女子学園グランド下で、見かけたのを最後に、見かけなくなり、絶滅したかと思っていましたが畑の跡地で数株見つけました。ここは基金が毎年草刈りなどを行い日当たりを確保している場所です。
種を結んで枯れる1年草なのですが、来年再会できることを期待しましょう。
9月28日畑跡地で撮影
 
Cシラヤマギク
高く立ち上がる多年生の草本。
日本では沖縄を除く各地に自生、秋に白い花をつけるノギクに類する植物は多いが茎の下部が卵心形になる点が特徴。
ヨメナに対しムコナとよぶことがある。
9月28日谷戸の池に通じる散策路で撮影




Dツリフネソウ
毎年谷戸の池下部の湿地帯に濃いピンクの花を咲かせますが、今年は長雨の為か、成長が出来ず、やっと小ぶりの花が咲いた感じです。
10月2日谷戸の池湿地帯で撮影 

Eシロバナサクラダテ
ツリフネソウと逆に、長雨が幸いしたのか湿地帯を広く覆い尽くした様は見事です。ツリフネソウが写真上部に遠慮がちに見えます。10月2日谷戸の池下の湿地帯で撮影 


2020年9月の台峯 

@「ナラ枯れ」その1
数年前から台峯のコナラに「ナラ枯れ」現象が目立ちます。
キクイムシ(カシノナガキクイムシ)が集団で木に穴をあけ菌(ナラ菌)を持ち込むことで木を枯らす「ナラ枯れを起こします。常緑樹が生い茂る中、目立ちます。
8月30日老人の畑(仮称)から尾根筋を撮影:撮影望月眞樹
 
A「ナラ枯れ」その2
写真のコナラは太さ1m樹高15メートルから20メートルの大木です。
キクイムシに侵食され、根本は木くずが散乱し、上部は葉が枯れ茶色に変色し始めています。
幹には無数の穴があき、そこから木くずがこぼれおちています
9月2日谷戸の池散策路脇で撮影:望月

B玉アジサイ
つぼみが玉形であることから名づけられたとのことです。
東北南部から岐阜までの中部地方の林地に自生する。
玉状に立った、つぼみが裂けるように開花する。
山地に自生する場合は8月から9月に咲きます。
台峯では初めて見かけました。
8月18日梶原口付近で撮影:望月 

Cカラスウリの実
先月、表紙にカラスウリの花を載せたのが8月3日でした。
それから1カ月後、雌花のみに青い実をつけます。
さらに1カ月後には青い実は赤く変色し、熟すことで鳥の餌になり子孫を増やすことになるのでしょう。
8月26日谷戸の池下部の散策路で撮影:望月 


Dセンニンソウ
キンポウゲ科の日本産。
仙人の髭つきに見立ててこの名がついたようです。
花期は8月から9月で円錐花序に愕片4枚の白い花を多数つけます。
茎や葉の切断面から出る汁や花粉に触れると炎症を起こす有害植物。
9月2日谷戸の池に下る散策路脇で望月撮影 


Eキンミズヒキ
バラ科ミズヒキ属
和名の由来は黄色い小さな花をつける穂をのし袋につける金色の水引に見立てたもの。
似たような命名でタデ科の赤い花穂をつけるミズヒキがあるが無関係。
 
2020年8月の台峯 

@カラスウリの花
カラスウリは秋になるとウリ状の実が赤く色ずくことで、小さいころの山で見かけたことがあると思います。
花は中々見られません。開花時間は「山が帷(とばり)に包まれる頃」だからです。翌朝は何もなかったように萎んだ姿だけが残ります。
8月3日19時半頃「老人の畑」草地で撮影望月眞樹 
 
A谷戸の池倒木
8月1日長かった今年の梅雨があけました。
強風やら地盤の軟弱などから、「谷戸の池」を取り巻くような木々も耐えきれず、湖面に倒れ込みました。
夏の日差しが射す精悍な谷戸の池での出来事です。
8月2日谷戸の池で撮影:望月




Bクサギの花
谷戸の池の高台に池を見下ろすようなクサギの大木があります。
葉を揉むと臭いけど花は良い香りがします。大きな枝を広げ谷戸の池を優しく見守ってくれているようです。
8月2日谷戸の池を望む高台で撮影:望月
 
Cツル性植物その1、ガガイモ
夏はツル性植物の活躍する季節です。
ガガイモ科のツル性多年草です。古名をカガミ又はカガミ草といい、夏の季語。台峯では初めてお目にかかりました。
8月2日山崎小口近くの散策路で撮影:望月



 
Dツル性植物その2、ホドイモ
日当たりのよい林縁で自生する多年草でありツル性で、高さ2m位迄伸びる、茎は他の植物に巻きつく(会員の方からの情報です)。
7月20日梶原口近くで撮影
 
Eツル性植物その3、へクソカズラ
昨年も掲載しましたが、ツル性植物では外せないと思い再度登場です。

    
2020年7月の台峯

@コヒルガオ
ヒルガオ科のツル性植物、アサガオに似た桃色の花を咲かせヒルになっても花が萎まないことから名前がついたとも。花期は6月上旬から8月と長い。
 6月6日オギハラ横の散策路で撮影 望月眞樹 


 
Aハナイカダ(花筏)の実
春、葉の真ん中あたりに小さな花をつけ、初夏から実をつける。
落葉低木で高さは1.5メートルほど、筏に人が乗っているイメージです。
この木をご存じの方は野山を熟知した方かもしれません。
とにかく目立たないのです。
  6月23日谷戸の池に下る散策路脇道で撮影 望月
 
Bタケ二グサ
ケシ科の多年草で葉はきれこみがあり菊の葉に似るも、高さは1.5メートルから2メートル。
この時期は花の白さも加え、ひと際目立つ。
  6月25日谷戸の池東側で撮影 望月

 
C台峯の谷戸で「お絵かき」
台峯の入り口近くの谷戸で、近くの小学校の生徒が写生の授業か?
題材には事欠かない大自然の中で伸び伸び楽しんでいるようだ。
 6月23日山崎小裏の魯山人旧家付近で撮影望月
 
Dハンゲショウ(半夏生)
半夏生は雑節の中では唯一、七十二候から取られた名称。
半夏という薬草が生える頃、また草の葉が半分白くなって化粧している感じからついた名前。
ここ数年、台峯では、その数が激減しており、対策が急がれる。
7月2日谷戸の池上部湿原で撮影
   望月

Eツバメ
軒先の梁の年輪を見れば、100年以上経つ民家であることはご理解いただけるのでは。
その軒先に2年ぶりにツバメが子育ての真っ最中、目を凝らしてみると巣の上から2匹のツバメの子が顔を出している。
これぞ「北鎌倉の景観」

2020年6月の台峯

@キツネアザミ
2017年に撮影以来、見かけることはなかったのですが、前回の撮影現場より距離にして20メートルほど離れたところに今年数株、花を咲かせました。花はアザミに似ていますがアザミではありません。
  5月15日老人の畑下段の草原で。撮影望月眞樹
 
Aハコネウツギ
箱根ではあまり見られずニシキウツギの方が多いとのことです。
白い花が次第にアカに変化しますが、白い花が多いウツギの中では目立ち、梅雨の季節を前にした台峯にはお似合いです。
  5月15日梶原口近くで撮影望月

Bイボタの花
モクセイ科の落葉低木ですが、初夏の風情漂う黄緑の気品のある花には特有の香りがする。
イボタとはカイガラムシ科のイボタロラ虫という昆虫が樹皮に寄生することから付いたとか?
  5月15日 山崎口から入った湿原の端で撮影望月

 
Cシモツケ草
名前の由来は栃木県である下野の国に多く自生するところからなづけられた。
バラ科と言われたら意外かもしれないが刺があるのがポイント。
この時期 白い花が多い台峯では目立つ(撮影の翌日もう一枚と出掛けたら残念なことに枝ごとなくなっていました)
  6月5日老人の畑の崖淵で撮影望月

Dモリアオガエルの卵
谷戸の池に覆いかぶさるように生える木の枝の先に産卵する。
数年前は遠方から見たときは、強風で枝先にビニールが絡みついてるのでは?と思っていました。
近くで見ると、クリーム色で泡状の卵塊であることが分かる。
 「木の上に産卵するカエル」として知られる。
    5月22日谷戸の池で撮影望月 
 
Eテイカカズラ
名前の由来は成就しなかった恋の執心で恋人の式子内親王の墓に絡みついたことからなづけられた。
茎からは気根をだし、花の先端は5裂して広がる。
はじめは白く次第に淡黄色となり芳香がある。
   6月6日谷戸の池下湿地で撮影 望月


2020年5月の台峯 

@コナラの新緑
昨年の台風19号などにより、台峯の木々は倒木等、大被害を受けました。
写真のコナラはそのような自然災害に耐えぬき、今年も新緑の息吹で存在感を示しています。
コルクのような分厚い樹皮を見ればおわかりでしょう。
  4月19日老人の畑(仮称)で撮影:望月眞樹 

Aホウチャク草(宝鐸草)
寺の4隅の軒に下げた鈴に似ているところから付けられたとも。
地味な花ではあるが花は白から緑へのグラジュレーションが美しい。
  4月19日グランドの先の散策路で撮影:望月 



Bムサシアブミ サトイモ科の多年草
3年ほど前に初めて見つけ、その後、毎年株数を増やし元気な姿を見せてくれます。
幸い脇道で人目につきにくい為、また環境も湿地で住みやすいのでしょう。
  5月1日撮影望月 


 
Cキンラン
毎年、地元の山崎小学校の生徒が作成する手作リの看板などで保護されている。
キンラン、ギンランの自生地ですが、今年は発芽する直前に、周りの倒木のかたずけの際、野草も刈りこまれてしまったようです(?)
かろうじて、片隅で機械の入らないとこの株が数株残り花を咲かせました。来年どうなるか心配です。
  5月4日撮影望月

D機械により雑草が除去されたキンラン自生地 







 
E濃霧の台峯
前夜降った雨によって空気中に水蒸気が残っているところに、今朝は風がなく、放射冷却で地表付近の気温が下がり水蒸気が霧となったものです。
台峯の近所に住んでいるため、シャッターチャンスは逃しません。
  5月5日午前6時散策路で望月撮影
2020年4月の台峯
今月は台峯に自生するオオシマサクラ、とヤマザクラに焦点を当ててみました。

(オオシマザクラ)高さが15メートルにも達する落葉高木、大島が原産で、伊豆諸島、三浦半島、房総半島などにみられる。古くから薪炭用に植えられた。ソメイヨシノはオオシマザクラとエドヒガンサクラの一代交配種で開花と同時に緑色の葉っぱが発芽する

(ヤマザクラ)桜の基本野生種で、寿命は長く,樹高も20メートルを超えることも。
同じ場所に育った個体でも、一週間ほど開花期がずれることあり。
開花期と同時に発芽するが,葉の色は桜色。

3月21日~24日台峯で撮影:望月眞樹 
 

@オオシマザクラ
 
Aヤマザクラ

Bヤマザクラ、樹齢20年以上の勢いを感じます。
 
Cオオシマザクラ樹齢20年ほどで空に突き出す勢いです。もちろん1本の木から枝分かれです。

Dヤマザクラですが奥の木は満開なのに手前の木は黒々としており、つぼみも堅そうです。同じ場所に育ったヤマザクラでも花期がずれているケースです。

Eヤマザクラの倒木
昨年9月の台風により倒木したものです。
台峯は深沢疑灰質粗粒砂岩層で覆われており、土壌が浅く、樹木には厳しい環境です。 
2020年3月の台峯 

@オオシマザクラ開花宣言
昨年は3月9日、一昨年は3月12日そして今年は3月6日と毎年3日ずつ早まっています。気温の上昇が気になります。ソメイヨシノの開花はまだしばらく後となります。
3月6日梶原口で撮影:望月眞樹
 
Aウグイスカグラ
昨年も紹介しましたが今年は控えめながら、花に勢いが感じられます。ほぼ満開です。
3月6日3月6日北鎌倉女子学園グランド脇の尾根道で撮影:望月

Bオニシバリ
ジンチョウゲ科、落葉小低木で樹皮が丈夫なため、鬼も縛れることから付いた名前。
今年は1月に周りのササや弦を除去した為か、のびのびした姿を見せてくれました。
3月3日梶原口から畑跡地の下部に通じる山道で撮影:望月 
 
Cヤマアカガエルのオタマジャクシ
先月2月5日ヤマアカガエルの卵を紹介しましたが1カ月後、卵がふ化し元気な千匹を超えるオタマジャクシとなって元気に泳ぎ回っていました。
3月3日谷戸の池下部の湿地帯で撮影:望月
 
D谷戸の池の水抜き作業
その1.谷戸の池の水漏れ調査の為で、写真は水抜き直前の「谷戸の池」
2月25日撮影

E谷戸の池の水抜き作業
その2.水門を1.5センチ上げた結果、の翌日の写真
池の底辺は泥、と落ち葉小枝等が沈殿しており、沼の様相を呈していた。 
 2020年2月の台峯

@ガガイモ
冬の日に照らされ、次の風が吹くのを待ち構えている種子科のつる植物に出会いました。
しばらくその様子に見とれていましたが、強い北風が吹くと、風と一緒に、どこかに飛び散ってしまいました。
2月5日オギハラで撮影望月眞樹 

Aガガイモ(2)
キョウチクトウ科のツル性多年草
由来は、カガミ(かがむ)という動作を意味していて、これはかがむような低い場所に太い茎があることから付いた名。
ガガイモの果実のさやに乗って小さな神様が来たとされ、古くから親しまれていた。(サヤが見えます)
2月5日オギハラで撮影 望月
 
Bヤブツバキ(ヤマツバキ)
花びらは五弁花で花弁が開き切らないのが特徴
花弁は個々に散るのではなく花ごと落ちます。
写真のツバキに木は3メートルほどの高さですが、花は全体でせいぜい5輪ほどと質素に咲いていました。
2月4日谷戸の池に下る散策路脇で撮影 望月
 
Cヤマ赤ガエルの産卵
谷戸の池工事のため、産卵場所をそろそろ作ろうとしていたら、昨年の台風により池から漏れた水たまりにしっかり産卵していました。
生まれたばかりの卵塊は黒い塊ですが寒天質の部分が水を吸収してこんなに多くなります。
このような塊が4つ程、見られ今年は新生児ブームとなりそうです。
2月5日谷戸の池下部の湿原で 望月撮影

Dカンアオイ
花は多くの場合、枯れ葉に隠れて見えないので、葉をかき分けて、どかしたりすると半分埋もれたような花が見えてくる。
1月21日望月撮影 

 Eカンアオイ(2)
カンアオイの大きさを知ってもらう意味で、傍にあるクヌギの木(30~40センチ)と一緒に撮りました。
2月4日  望月撮影
2020年1月の台峯 

@山の手入れに参加された方と記念写真
基金では毎月第3土曜日の10時から12時を「山の手入れ」作業日とし台峯で整備作業を行っています。
作業用具は基金で準備済ますので、手ぶらでどうぞ。
12月は14名の方と一緒に汗を流しました。詳しくはホームページをご覧ください12月14日畑跡地で撮影(望月眞樹)


Aスッポンタケ
台峯では始めてお目にかかりました。
きのこがちょうどスッポンの首のように伸び出すことから、命名されたようです。
悪臭がありこの臭気に誘われてハエなどが集まるようです。
とにかくテカテカで、小学生の夏休みの工作のようです。12月14日畑跡地に向かうササやぶで撮影(望月撮影)

Bヤブタバコ(藪煙草)
花期は9月〜10月で黄色い地味な花をつけますが無柄で下向きにつけます。
写真は咲き切った花が種をつけた様子です。
種子は風では飛ばずに、代わりに粘着性があるため、服や動物の毛について運ばれます。なんとも奇妙ですね。
12月16日谷戸の池下流散策路で撮影(望月眞樹)


C谷戸の池と落ち葉
紅葉を迎えた台峯の木々は葉を落とし、ほんのしばらく「谷戸の池」の水面を占領し、紅葉の素晴らしさをみせてくれます。
12月21日谷戸の池で撮影(望月眞樹)


D円覚寺
新年の台峯は静寂に包まれていました。
前方の杉林に囲まれた古刹、円覚寺の山門、仏殿を独り占めに出来、なんとも贅沢な元日でした。
1月1日老人の畑で撮影(望月眞樹)

E朝日に輝くハンノ木
「谷戸の池」は台峯のへそのような所にあります。
南側をハンノキ林におおわれていますが、木の梢に朝日が当たるのは、だいぶ遅れてからになります。
1月5日谷戸の池南側で撮影(望月眞樹)
 写真提供 望月眞樹さん